数年の海外在住のヒステリック状況的‘あー、日本ならこんな...'そんな状態での望郷の念もだいぶ手伝っての意見ではないだろうか。それでも作者の愛らしい性格や知性、そして理想、またそれを語りかける良心に敬意を表したい。
71年から80年代の前半をロンドンをベースに忙しくヨーロッパ内を動き回っていました。当然、日の丸の旗が背後に、的な気分であった私にとって、我が日本は十二指腸潰瘍になる程のギャップでした。今ではイギリス人の友人に Iam glad to be out from Englishness .と言ってしまえます。だから私と日本は未だ距離があるわけです。