私にとって初めての作家・荻原さんの作品、 そしてジャパニーズファンタジーでした。 最初は名前や土地名の覚えにくさを感じたものの、 お話しにどんどん引き込まれていって『これは、面白い』と うなってしまったほどです。 どうしてもっと早く読んで手にしなかったのか悔やみます。 学生の頃どちらかと言うと苦手分野だった古典、 ちょっとチャレンジしてみたくなりました。 『勾玉』の響きにも惹かれるんでしょうね。 荻原さんの文章がまるで映像を見てるような 錯覚を起こさせてくれました。

珍しい古代日本を舞台にした和風のファンタジーです。 古事記がベースになっているそうなので、日本史特有の地名、名前の読み方のややこしさはありますが、読み始めるとどんどん話に入っていけるのでさほどは気になりません。 理解も出来ない程突然に変わってく周りのすべてに戸惑い落ち込み、それでも立ち向かっていく主人公の狭也と、与えられた全てに疑問すら持たなかった稚羽矢の出会いと成長が丁寧に書かれています。

登場人物たちがとても真っ直ぐで素直な感性をもっていて、とても爽やかな読後感でした。 若い２人の恋も実に爽やかで、子どもにも安心して進める事ができる良書です。

勾玉３部作の１作目。 日本神話を元にした和製ファンタジーです。 児童文学の枠を超えて大人も楽しめます。 いにしえの定めにより対立する「輝」と「闇」、「水の乙女」として運命に翻弄されながらも強く生きる狭也と、「剣の主」として幽閉される稚羽矢が出会うことにより、閉じられた運命が開きだす・・・。 何度読んでも惹きこまれる、本当に素敵な物語です。

高校生のとき友達に薦められて図書館から借りて読んだ本なのですが、壮大なファンタジーでとても気に入り、以来ずっと手元におきたいと考えていました。お金がなかったり書店に行っても見当たらなかったりでなかなか叶わなかったのですが、ようやく買うことができました☆久々に読みなしたが、やっぱり良かった！！人それぞれ好みがあると思うけど、私は好き★水の乙女「サヤ」と風の若子「チハヤ」の恋の行方にドキドキしたし、日本の原点と言うか「神様」についても少し考えさせられました。

“古代日本を舞台にした本格ファンタジー”ということで読んでみようと思いました。「神々が地上をあるいていた古代」ってどういう意味？と帯をみて不思議に思いましたが、読み出すと一気に読んでしまいました。古代のおおらかさと１０代の一途な恋がすがすがしく、大人も楽しめるファンタジーでした。はやく二部の白鳥異伝も読みたくなりました。

勾玉３部作の１巻目。 まずはこれから。

昔読んだはずなのにストーリーを忘れてしまったので、 新書版が出たのをきっかけに読み直してみました。 あまり興味のなかった日本の神々のことをもっと知りたくなりました。

面白い物語でした。古代神話の入り口になるかな。

以前一度読んだのですが、再度読みたくなったので購入しました。まだ途中ですが、読み直してみると改めて理解できるようになっている部分に気づきます。勾玉シリーズの始まりです。

「勾玉」を軸とした和風ファンタジーの第一作目。 上橋菜穂子先生もそうなんだけど、児童図書は大人が読んでも（逆に大人がハマる!？）楽しめる作品多いです。 字は多くて読みにくいかなと思うけど、引き込む力が半端ないので気になりません。 今だったら映画化とかして欲しいかも…

私が日本神話にハマるキッカケとなった本。稚羽矢萌えまくりですよ～（≧▽≦） 大判も持ってますが、人に貸すなら単行本♪（前持ってた単行本は人に譲ってしまいました）

読みやすいです。 映像にするなら私は月の御子はGAKUTOかなぁ。 チハヤは嫌いだけどタッキー？ 狭也は蒼井優だな。

到着に少し時間がかかりましたが、梱包も丁寧で、安心して買い物することができました。

これは王国のかぎが面白かったので、チェーンリーディングの一環として購入。

日本の神話をモチーフにしたファンタジー三部作の第一部です。あとがきには初めて書いた小説だと記されているのですが、デビュー作とは思えないほど惹き込まれる文章です。表紙絵も素敵ですし。 続く二作品も購入しました。

娘の学校の10分間読書用に買いました。 人気のようですね。

荻原規子さんのデビュー作。 和モノは苦手な私にも大変愉しく読めました。 残りの勾玉シリーズ三部作もぜひとも読みたい！