初めての作家さんでしたが、楽しく読めました。 ライトなミステリーで、気軽に読めます。 続きも気になります。

推理小説でもあり、青春小説でもある。表紙に出てる二人の関係が微妙でもどかしいです。 それと、これは読者への仕掛けでもあり、読み終わってからからあっと唸るんですが、一つ一つは短編ですが、すべてを順を追って読むことによってわかる仕掛けがあるのです。 後は読んでからのお楽しみということで。 ちなみにキャラクターもとてもよく出来てるのでそこにも注目です。それと随所に出るケーキの描写には香り、あのやわらかさ、甘美な誘惑が凝縮されてて、読み終わったらダッシュでケーキを買いに行きたくなること必死。（自分もその口） なので昼間買いにいける時間に読み終えることをお薦めするかな。

はじめは、同作者の古典部シリーズと印象がちょっと似てるかなーという点が気になったのですが・・・。 これはこれで面白いと思います。 小市民を目指す小鳩くんと小佐内さんの過去に一体何があったのか、とても気になるところ。 女生徒のポシェット紛失や、３杯のココアに一本のスプーン等、身近な謎や不思議を推測に推測を重ね、理屈をこねくり回して解いていってるようなものですが、小さな手がかりをたどっていく過程の面白さは確かにあります。 科学捜査も鑑識も何もなくても、日常生活には推理を働かせる謎がいっぱいあふれているということですね。

小市民が目標という主人公の細かな性格設定がわからない状態のときは、購入失敗？かと思ったのですが、後半で一気に面白くなり、シリーズも楽しみになりました！

さらっと読めて、また読みたくなる。何回よんでも…たぶん飽きない。そんな作品ですね。本格的ミステリーの綾辻さんとか、トレインミステリーの西村さんとかも大好きなあたしですが、こういうのも、面白くて好きです。ミステリーは、誰が犯人で、どんな凄いトリックを使ったとか、そういうのはあまり作品の重要部分じゃないんです。読み手が、この人物は興味深いと思わせて、どんどん本編に食いついてしまう。しかも、自然な流れで。そういう面白さが、大事なものと、この作品は、教えてくれました。やっぱりあたしは、昔から、ほのぼのも好きです(*^_^*)このシリーズまとめ買いしたので、また一気に読んでしまうでしょう。そして、繰り返し読みたくなる本なんて、そうそうないので、このシリーズが、ずっと続いてくれると嬉しいなあ。

米澤先生の作品が好きなので読みまくってます。

娘の依頼です。取りあえず遠方で下宿している娘が帰省したら読むでしょう。

小市民を目指す２人がなんだか微笑ましい感じです。

この中の収録作品（短編）をアンソロジーで読んで、他の作品も読むことにしました。作者もうひとつのシリーズ「古典部」とくらべて軽く甘酸っぱい謎解きのシリーズと思いましたが。。。いやいやなかなか。もっともこの第一作はまだスタート、二人の主人公の不思議な甘酸っぱさが際立つ内容なので、安心して味わってください。

氷菓のアニメから入って、同じ作者の本ということで読んでみましたが、まったくもって期待通りでした。 清く慎ましい日々の中で見え隠れする自己主張。二人がどうなるのか続きが気になります。

米澤先生の作品にハマっています。 シリーズごとに大人買い（笑）

好きな作家さんの作品なので、購入しました。

いわゆる「小市民シリーズ」第一作品 古典部シリーズとの境界がまだわかりませんが これからシリーズを読んでいく中で判明するでしょう。 ここでいいたいのは・・ 小佐内さんが可愛いすぎる！ 壮絶（！？）な過去を作品にしてほしい！ おそらくそう考えているファンの方が多いような気がします。

最近、お気に入りの作家さんです。奉太郎くんもいい味出してますが、こちらの小鳩君、さらには小山内さんがすごくいいですねｗ。えるちゃんふうに言うと、小山内さんの中学時代が『わたし、気になります』（＾＾）。もちろん、続きも順次、読んでいくつもりでーす。

米澤穂信さんの作品は大抵好きだけど、このシリーズはいまいち好きではありませんでした。

中学一年生のむすめがこのシリーズをお気に入りです。

作者が米澤穂信さんということで購入しました。レビューを各順番が逆になってました。面白かったです。

中学生の娘用に購入。面白かったようです。

話題の作者の作品ということで興味がありました。 殺人事件のない推理小説ということで子供も一緒に読んでいますがおもしろかったようです。

学校や周辺で起こる小さなでき事の推理小説です。ポシェットを探したりココアの入れ方を考えたり。 小さな推理ものは、気楽に読めるのでいいですね。 小山内さんは、本来の気質の方が魅力的だと思います。

小市民という単語があまり聞きなれない私。古典部が好きだったので始めは取っ付きにくかったけど、米澤さんの作品はついつい次回作も買ってしまいますね。

今年のミステリーベストに作者の名前があったので買ってみました。日常の謎派ということですがミステリー的要素より登場人物の方が面白かったです。一見、小動物のような少女の過去にびっくりしました。

小鳩くんと小山内さんは清く慎ましい小市民を目指す高校生。 なぜ小市民？ それはね、中学時代にものすごくいやーな思い出があったからですよ。ふふ・・・。

高校生を主人公にした作品。米澤さんの作品には、やはり高校の古典部シリーズがありますが、いずれにしても登場人物のキャラが少し変わっているというか、独特ですね。１作目では決して登場人物たちに、あまり魅力を感じないのですが（というか逆にあまり好きになれない）、何となくシリーズで読みすすめているうちに、慣れてくるという感じです。今回もそんな感じになるのでしょうか。

ちょっと変わった関係性にある二人の主人公。 日常の謎に挑みます。 軽い感じで読めますので、二人の主人公の性格を楽しみながら、推理しましょう。