硬派な警察小説を書く作家だと聞いていたので重いかなと思いながらも買ったのですが、STシリーズはラノベのようでした。
キャラクターが立っているからかもしれません。その分よみやすかったです。アニメ化や漫画化に向いているような感じの作風。
特殊防諜班シリーズにも似たような印象を受けました。
ボディガードシリーズ等のように格闘・戦闘シーンばっかりの話より、キャラが掘り下げられている分面白いです。
内調特命班シリーズになると、作品が古いせいか当時の担当編集が下手だったのか、同じ作家とは思えないほど文章が読みにくくて、途中で挫折してしまいました。
他のシリーズにも興味がわきました。