かなり小さな本で、ほぼ手帳と同じサイズ。 戦後すぐに頃の料理がどのようなものだったかがわかります。計量カップが少ない時代だったので、コップ１杯とかという書きかたをしていました。言葉のエチケットやエプロンで生活を楽しむなど大変、読んでいてためになることも多く書かれています。また、ところどころ、旧漢字がでてくるのがすごいです。台所の台の字なんか、書けと言っても書けません。読むだけでせいいっぱです・・・

内容はもちろんレトロです。 当時の少女、女性がこのレシピを眺めながら「ハイカラ」な生活を夢見ていたのであろうと想像しています。 彼女たちが夢中になったのがよくわかります。 しかも甘いだけでなく、生活の礎をきちんとふまえているところが尊敬できますね。

銀座の教文館の村岡花子展で二人が交流があった事を知りました。 中原淳一さんの事を知れば知るほど本が欲しくなり、とりあえずこちらの本を購入しました。 レシピは、イラストのみですが想像が膨らみます♪ ショートエッセイ？もいいです！

石井好子さんの影響で料理＆レトロなものに興味があり、中原さんの絵もすきなので購入しました。昔は食材を手に入れるのが一苦労で、ふつうの人たちはここにかかれてるような料理を作るのはきっと難しかっただろうなと戦後の女性たちの苦労が見えて自分は恵まれてるのだと改めて感じました。メニューは内容が昔すぎて私にはかえって目新しいおしゃれなものに思えたので、まずは簡単なものから挑戦したいと思います。

ノスタルジー大好き人間には心に染み入る内容で、とても癒されます。こんな時代、もう来ないのかな・・・。でも忘れたくないです。

そこはかとなく感じられる優雅な雰囲気が、とても素敵です。

中原淳一さんの大ファンです。小さいときからの。 なかなか手に入りにくい本を有り難うございました。 又ご縁がありましたら、よろしく御願いいたします。有り難うございました。

昭和初期の女子学生生活を味わえます。 今では全然使えない話も中にはありますが 意外と新鮮な役に立つ話も沢山あります。 料理方法だけではないので楽しめます。

とてもキュートな本です。色使いがいい。もちろん絵も素敵。レシピも色々載っています。時間が空いたときにでも作ってみます。迷っているなら買って損はないと思います。

画家でデザイナーである中原淳一さんが紹介する、昭和を彩る料理と歳時記ということで、季節やイベントごとにあったメニューを紹介するだけでなく、贈り物のエチケットなど、女性として参考になる要素がいっぱいです。挿絵も乙女チックで素敵です。読んでいるだけでも、幸せな気分になります。

月ごとに料理のレシピや、行事、服装のアドバイスなどが書かれています。昭和20～30年代のものなので、食材などは現代では使わないものもありますが、それぞれの記事の最後に、必要に応じてコメントが入っているので参考になります。

挿絵が色々見たくて購入しましたが、文章がメインでした。 レシピ本としてはおススメしませんが、当時の食材や呼び方などが新鮮で楽しいです。 文章は品があり、女性としての美しい生き方・スタイルといったものを提唱している内容は、何となく幸田文さんの文章を思い出しました。 文庫としては紙が厚い（こういう本は挿絵の多い本によくあるのですが何と言うのでしょう？）ので、読みづらいのが難点です。