中田のイタリア進出とともに、イタリア語を学び始めた私にとって、これは永久保存確定の一冊です。夢中になって覚えたペルージャのチームメイトや歴代監督の懐かしい名前が出てくるたびに、そのころの中田の試合の様子と当時の私の思いが重なり合って、たまらなくノスタルジック。イタリア人の目から見たNAKATAを、そしてNAKATA現象を、多くの人たちのコメントを入れながら、客観的に伝えながらも、著者のNAKATAに対する熱い想いさえ感じさせられました。