野口氏の整体入門につづき、こちらも読んでみたくなりました。
寺門琢己氏の本から野口氏の存在を知り、行き着いた。寺門氏はブログもあるので参考まで。
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野口氏は、風邪をひいても40分から二時間で経過してしまうそうです。くしゃみを40回もすれば終わる。とか。
[私なりに解釈できたことは以下のこと。会得とは違う*素人には感覚がつかめない」
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*やることといえば、背中で呼吸すること、手当てして澄んだ気を送ること、足湯すること。
胸椎五番など硬直をゆるめてやる。手が届かなくても体を動かすなどすればよい。(肩甲骨の間で一番ぞくぞくする部分だな)
いろいろ書かれているが、基本ゆるめること。何となく楽になる部分もあり。
そうすれば、風邪が治ると共に体の偏り、心の偏りも治ってしまう。
ただ途中で余計な治療をしたり、悪くならないか心配しない。
侮ってはいけないが用心しすぎると、かえって治りきらず、悪くすることもある。
注意するのは、治りかけ汗をよく拭き、風に当たらず静かにすること。
「足湯」といっても、それだけを強いているのではなく、本当はお風呂に入ったときにしてもらいたい。
本人の気持ちいい範囲の熱めの風呂へ入り、五~十分でいいのかな。
湯船から出て、体を拭いて、体の赤くならない部分を、湯を二度高くして、足でも腕でも二分ほどつかればいい。。
野口氏は、石鹸を使わないので、軽くゆすいで、ふき取ってしまえば、完了。
ぬるい湯に長く浸かっても、あとで体から熱が逃げてしまうらしい。
体の本来の排泄作用があり、で、石鹸で体をずぼらにしている。手にインクがついても水でサッと取れてしまう。ホントかな。
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心の問題が治療を妨げることがある。
「本来できる人だから、たまたま悪くなっているだけ」と言えば、少し手をくわえてやれば良くなってしまうが、
「あなたは、できない人だから、しっかりしなさい」など言えば、できないと思って頑張れなくなってしまう。 人生全般に言える。
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半世紀近く前の本なので、今の医学の現状とずれがあるのかわからない。
だけど、病には、わずかなヒントも欲しい。
野口氏が現代にいたら、アトピーや花粉症、過敏性大腸炎、うつ病など。現代多い病にどう答えるだろうか。