この本はただレシピが並んでいるだけではなく、読み物としてもとても充実しています。
構成はまずは幼児食や子供の味覚の概論、以降は野菜・肉・魚介などのパート分かれます。それぞれのはじめには、なぜ子供が食べにくいのか・どうしたら食べやすくなるのか等の説明があり、その後にレシピが載っています。
レシピの部分はレシピそのものだけでなく食べやすくするためのポイントが載っていてそちらも役立ちます。レシピはそう難しいものはなく、大人も一緒に食べられるよう書かれているのも助かります。
わが子は小食な3歳と偏食な1歳半、さっそく何品か作ってみましたがよく食べてくれてびっくりです。ちょっと工夫すれば食べるのですね。これからいろいろ作ってみようと思います。
この本はただのレシピ本ではなく、考え方や工夫の仕方が学べるので載っているメニューだけでなく応用もききそうです。ちょっとお値段もしますが私は買ってよかったと思います。