ドラマを見て購入しました。時間をかけて読んでいきたいと思います。

これまでも司馬遼太郎の小説は読んで来たが、大河ドラマも始まったので久々に長編小説を読んでみようかと購入。作品中、時代背景などの解説で脇道にそれることが多いが、この作家の小説を読むと非常に勉強になるのが良い。

幕末から明治以降の作品が少ない中素晴らしい作品に出会いました。

新生（明治維新後の）日本を描いた司馬遼太郎氏の大長編（全１０巻）。 本書がその第３巻であり、第２巻で激突した西郷隆盛の「征韓論」と大久保利通の「反征韓論」が激しく激突する。その結果、敗れた西郷は東京を去ることになる。これがその後の内戦への伏線となると思うとなかなか興味深いものがある。 「反征韓論」の考えは如何にその後の日本への浸透を考えるとこれまた興味深い内容ではないかと思う。

激動の時代に生きる人のエネルギーを感じることが出来る傑作だと思います。

征韓論を巡っての攻防は、大久保利通らの意見が正論だったと思います。ただし、いったんは決まった廟議を、あの手この手で覆そうとする反征韓論派の政治力にただただビックリさせられました。

遂に太政官会議で、征韓派と反征韓派が激突します！ 西郷さんと大久保さんの凄まじい口論に他の維新の元勲たちは圧倒され、沈黙せざるを得ません。 この長い長い大河小説の前半の山場と言えるでしょう。

征韓論―という文字だけの、習った印象だと 西郷さんの意思で、強引に政府転覆を狙ったという 印象しかなかったのだが・・・ やはりいつの時代も正義なんツーのは勝者の論法なんだね。

司馬遼太郎の大ファン、毎日30分づつ読書するのが私の一日の疲れを癒す方法です。

読んでいて、明治維新の舞台へ引き込まれてしまいます。現在、どう考えても無謀な『征韓論』を西郷が主張せざるを得なかった歴史的背景がよく解りました。

これから読みますが、非常に読み応えがありそうです。

ついに西郷と大久保の盟友の対決となってしまいました。ＴＶの篤姫ではあれほど仲がよかったのに...

「翔ぶが如く（司馬遼太郎著）」…、西郷隆盛と大久保利通のお話です。 10巻まであるので、かなり長期で楽しめそうです。 中国へ旅行してから、すっかり歴史好きになってしまいました。 最近中国の歴史ものばかり読んでいたので、次は幕末に旅をしてみようかなと…思って購入。 なのに「項羽と劉邦」の後「翔ぶが如く」を読もうと思っていたら、だんなさんに先を越され、私の手には「三国志」が･･･。 「三国志」13巻の後に「翔ぶが如く」10巻を読みます。

全１０冊と超大作ですが、明治の時代の人の生き様、国家を創る過程が知りたく、司馬さんのファンということもあり、購入。