娘がADHDと診断を受け、児童相談所でADHDに関する本を読むことを進められました。
こちらの本は11人の母と子の苦悩の日々が例として取り上げられています。悩みが継続されているケースもありますが、ADHDやアスペルガーと診断された子供の親なら、少なからず共感できるところがあるのではないでしょうか。また、ADHDやアスペの子供達がもらした言葉は胸ささり、涙がでます。
また、ADHDの子供への対処法が書かれておりますが、これはADHDの子供だけではなく全ての子供を育てる人間へのヒントとなります。
できれば親だけでなく、教育現場に携る方達にも呼んで欲しいな…と、思いました。
児童相談所のカウンセラーの方、曰くADHDは白黒はっきりとしたものではなく、グレーがグラデーションで広がっていくようなものだとの事。他人事と思っていても、子供も自分自身もあてはまる事が一つはあると思うのです。だからこそ、子育てのヒントにしていきたいと思う1冊でした。