最近のホラー大賞が スプラッタ系が多い のに対して、この第2回 日本ホラー小説大賞短編賞 受賞作「玩具修理者」、 及び「酔歩する男」は 人間の心理を撹乱する という手口で、読後、 何だか不思議な世界に 引きずり込まれる 感じがします。 幻想と怪奇。 一味違った切り口ですねえ。 倉坂鬼一郎氏の 『さかさ』を読了後 読んだので、この程度では グロテスクって感じはしない。

「こばやす」らしい内容でした。余韻がたまりません。

さすが日本ホラー小説大賞短編賞を受賞しただけのことはあります。 私は映画版は観た事がないのですが、あらすじを読んだ感じでは原作とはかなり異なるようですので、映画なら観たという方にもおすすめです。 『酔歩する男』も少し冗長な印象を受けましたが、読み進めるごとに意味が分かってきてとても楽しめる作品です。

現実に起こったら怖いな。二作品収録。死んだ人体やケガした組織を動物の組織を組み込んで再生させるお話。もう一つは、タイムトラベルのお話。怖い。とっても怖いお話でした。

好き嫌いの分かれる作家さんですが私は好きですね。ラヴクラフトの名前が解説で出てきましたが、私はダールの短編集を思い出しました。奇妙な味っていう評もなんだか懐かしい表現です。ホントに短いので立ち読みでもオッケーかなあ、でもやっぱり購入して手元に置きたいです。おすすめ。

タイトルの『玩具修理者』より、『酔歩する男』がオススメです。

表現上，苦手な人もいるかとは思いますが，一読をおすすめします。

小説が大好きな小六の娘に頼まれて購入しました。

とにかくグロい！ けれど、オチはかなり好みでした。

サンマイ崩れといい勝負。とにかくおもしろい。 血みどろさからは、ホラーとして本物かも。 映画にもなったらしい。

じわり、じわりと狂気が満ちてくる地味なホラーを。

子供向け？と思えるような内容ですね。 グロ系の内容は好きなんですけれど、作者はもう少し医療の勉強をしたほうがいいのでは？ 赤ちゃんと主人公が腐ってゆく(？)表現の羅列には特に興ざめです。 お勧め度がかなりよかったから、グロ系だし期待していたのですが、残念です。 小林氏の小説の書き方にもとてもクセがあり、慣れるまで時間がかかります。