登場人物が生き生きと描かれ、読み進めるにつれ、どんどん引き込まれていきます。 実在の歌舞伎役者を変名で描いていますが、歌舞伎好きな方ならば容易に想像がつきます。伝説の名人たちの素顔をうかがい知ることができます。 波瀾万丈の主人公光乃。 下巻が楽しみです。

梨園のお話ですが、歌舞伎界の常識は一般社会では通用しないと思うこと多い

届いた時ぶ厚いと 思いましたが読みやすくサクサク読みすすめました。

上下巻一気に読みしました。いずれ読んでみようと思っていた本です。こんな生き方をした女性がいたというのが驚きです。昭和初期から中期にかけての時代背景もあるとは思います。。私自身逆子で生まれ母が三日三晩苦しんで産んだと耳にタコが出来る程言われておりました。なのでその出産シーンは驚きよく無事に生まれたものだと感じました。DV気質な御主人、大問題ですね今なら。良くこの本に梨園の方々が苦情を出さなかったと感心します。話としては面白いですよ。

紹介がありきになって購入しました。一緒に下巻も購入！！

店頭で品切れ状態で購入出来なかったので、今回購入出来本当に良かったです。

こらからどんな話になっていくのか楽しみです。

海老蔵騒動でこの本の存在を知り、読んでみたくなりました。

ほぼ実話と知って購入。小説というよりは、実在の人物に感情移入しながら一気に読みました。知る人が読めば「ああ、この人のことだ・・」とすぐわかるようですが、梨園に疎い私には、今暴行事件で世間をにぎわせている、某海○蔵さんの祖父母のいきさつとして、驚きばかりでドキドキしました。時代もあるのでしょうが、主人公の尽くし尽くしたせつなさや、女としてのドロドロとした感情がすごく伝わってきて、小説としてもすばらしい内容であると思います。 この本を執筆するにあたり、作者は丹念に取材されたとのこと。納得します。映画化の話もあったようですが、12代目団○郎さんが反対されたと実しやかにささやかれているようで、実話に近いんだろうなと思いました。 下巻も注文していますが、なかなか届かず待ち焦がれているところです。

しばらくぶりの宮尾登美子さんの小説です。っていうか知りませんでした。友人が面白いっていうので・・・ネットで家系図を調べて読んでます。歌舞伎界って・・・