なんといっても暁がとにかく素敵。 出会った女性は中学生からおば様（紫ちゃんのお母さんとか・・）までハートをもれなく鷲掴み、ってすごすぎ。でも嫌味じゃなくて一緒になって読んでるこっちもドキドキ。少女マンガの金字塔です。暁と向き合う中でターコが女性として成長していく所もいいですネ。舞台も８０年代によく行った所ばかりで懐かし～。

やっと、１巻が届いて読みました。駅から5分と天然コケッコーも読み、花に染むも読みたいと思っています。

高2の多美子は超ブラコンの女の子。兄・暁に兄妹以上の想いをよせ、いつも暁と一緒に眠る。不思議な魅力で周りの女性を魅了する暁に、多美子は嫉妬を覚える。そんなある日、ふとしたことから多美子は、暁の出生の秘密を知ってしまって…！？ 他1編収録。 （出版社/著者からの内容紹介から引用）

連載の初めの頃だけ別冊マーガレットを購入していました。途中でなぜか買わなくなって、その先を全く知らないまま20年以上が経ち・・・・ずっと気いなっていた作品です。

昔一番好きだったのは、間違いなくこの作家さんの「東京のカサノバ」です。日焼けした本を今も大事に持ってますが、文庫版もいいなあとまた買ってしまいました。でも、この本を読むと、なぜかほろ苦く感じます。ちゃんとハッピーエンドだけど、きっと子供の自分には割り切れなさがあって、消化不良だったんだと思います。

台詞回しとか展開とかキャラクターが、私にはあまりにも古めかしくて、馴染めなかった（笑）。それはまぁ時代だから、ジェネレーションギャップということで仕方ないとは思う。 でもちいちゃんは魅力的だと思うし、続きが気になるのでこの評価です。