妻が妊娠し、流産しました。
命を授かることについて、真剣に考えました。そして、以前から「いいな」と思っていた、吉村先生の思想を知るために購入、読ませていただきました。
夫婦のまぐわい(セックス)を簡単に「子作り」という考えでいたのが、「子宝を授かりたい」という、大いなる他力に、祈りというものを捧げながら、最大限の自力を尽くしていかなくてはならなかった…なんといったらいいのかな。とにかく神聖にして限りない喜びにあふれたものだったんだ、という気付きを得ました。まだまだ実践には入れていないけれど…。
本自体は、自然に随順した出産をテーマにしたマンガを導入として、吉村先生の幾千もの赤ん坊の取り上げのご体験と真剣な思索から導かれた、祈りにもにた「実践と思想」がつづられていて、読みながら何度か立ち止まり沈思黙考、本当に真剣な、それは決して歯を食い縛るような真剣さではなく、おおらかにしてまじめな「真剣」、端から見たら滑稽かもしれないけれど、そんな生き方をしていきたい! と思わせてくれる、本当の良書だと思いました。
是非、手にとっていただいて、多くの夫婦の皆さんに呼んでいただきたいと思いました。