先日、編み機(ハンズフレンドKB369)を購入しまして、付属のテキストでは物足りず、機械編みの書籍を日本ヴォーグ社のサイトで検索、中身を確認してから購入しました。
機械編みの教室には通いたくないけど、独学で本格的なニットウエアの制作技法を習得したい方にお勧め。ただし、捧針編みの基礎知識があることが前提です。
機械編教科書(本科)はスタンダードコース。2冊組みで、初級コース(1直線編、2原型、3プルオーバー、4ベスト)と上級コース(5スカート、6セットインスリーブの変化、7カーディガン、8パンツ)に分かれています。続きの「機械編教科書(高等科)」はアドバンスコース(9接続原型から展開する袖のいろいろ、10ジャケット)で別売りです。
この本には、原型からゆるみを入れていく製図、各パーツの制作手順と仕上げのポイントなどが書かれています。別途、「編み方テキスト(機械編)」が必要です。割り出しについては、「手あみ大事典」が参考になります。
元々1961年に編物製図研究グループが開発したテキストで、1988年の改訂後は更新されていません。デザインが古臭いので☆一つ減。技法だけこの本で勉強して、デザインは最新の雑誌などを参考にするのが良いと思います。