この本はすごい！ 1900年代後半に書かれたので、まだその時点で明らかになっていないこともあったが、とにかく今読んでも全然色あせない名著。大東亜戦争前後の日本、世界の動きに興味のある人、南京大虐殺などに興味のある人にはかかせない一冊。ものすごい資料分析から論理的客観的に事実を導き出すその迫力はすさまじい。正直にいうと、色々な評論家の種本にもなっているそう。

日本人として知っておくべき史実！自国の過去、現在、未来にもっと関心をもつべきと反省させられました。もっと若いうちに読めばよかったと後悔してます。学校の授業で習ったことだけを信じて今迄生きてきた事が恥ずかしい。

厚い本で一気に読むのは大変ですが、大東亜戦争へ至るまでにどのような外交交渉があったのか、一筋縄ではいかない複雑な事情が丁寧に説明されています。著者の熱い思いが文章中に溢れています。

日本人なら一度は読みましょう。昭和は、大事な時代です。