SF小説のお勧めで上位、たしかに面白い。おすすめです。

本のレビューはネタバレもあるのでやりにくいのですが、これは面白かった。もともとは朝日新聞で伊東計劃氏の『虐殺器官』の書評があったので読んでみたら寝不足必至の面白さ。そんでこれを読んだ多くの人がお勧めとして上がっていたのが本作。近未来といっても無理やりな設定はなくすんなりと物語に入っていける。かなり前に読んだ『猶予の月』に感じは似ているが、こちらの文体のほうが私は読みやすかった。これは作者ではなく訳者の力ですね。

宇宙関連のネット記事を何気なく読んでいたら、コメントにこの本が凄かったとあり、調べてすぐに購入しました。 まず、5万年前の人間の死体が月で発見される、というあらすじに惹かれました。 私は文系で頭も悪く、小難しい話は良くわからなかったのですが、全部理解しようとせず読み進め、案の定その読み方が私にとっては正解なのだと気づきました。 私の理解力の問題もありますが、難しいです。ただ、その分野の人にとっては面白いのかも、と思います。 わかる部分を拾うだけでもストーリーはわかるし面白いです。 そして謎解きはあくまでみんなにわかるように優しく解説してくれます。 私と同じように、難しくてどうしよう！という方は、理解するまで先に進まない、と時間をかけるより、とりあえず先に進む読み方をオススメします。 そして私は同じ本を何度も何度も読むタイプなので、次に読んだ時にもう少し理解出来るようになると思います。今からそれが楽しみです。 あんな昔に書かれたとは思えない、今なお色褪せないSF名作だと思います。 読み終わってすぐに続編も購入しました。それはこれから読みます。

漫画を読んで、本書を読む事にしました。ＳＦを読むのは３０年振りでしたが一気に読みました。ＳＦというよりも推理小説のように感じました。ハードボイルドな展開にわくわくするよりは、じっくり謎解きに浸りたい年頃（５１才です）の小生には良かったです。

朝日新聞の記事を見てすぐに購入しました。ＳＦの王道のような読み応えです。（１）

帯の表示のように、SFでありつつミステリー。有能な、人並外れて有能な主人公が解き明かす、時空を越えたミステリー。ファンタジーかもしれない。展開の早さと、展開の意外さに振り回されっぱなしです。続編があるのなら読みたい。無いのなら、希望したい。そんな一冊です。

謎解きで進んでゆくストーリーで、読み続けてしまいます。 自分の子どもたちにも読んでもらいたい、なかなかの傑作です。

購入動機は、漫画から。 続きが気になるから、原作読んじゃえって。 そしたら、なんちゅうかね、結構ほかのＳＦは地球人は地球人という設定が多いような気がするんだけど、これは違うね。 ワクワクして、続編も購入しちゃいました。 スペースオペラとも違うし、技術的なこともくそ難しく書いてないからなんとなく、そうなんやぁって読めるし、とてもいいと思います。

事前情報無しで、いきなり読み始めました。そして、読むのにとても時間がかかってしまいました。 この方の作品は初めて読みましたが、何やら専門的な用語や説明が多いのです。そういった部分はどうしても読むスピードが落ちますし、読んでて疲れます。でも、面白いです。人間社会のつまらないゴタゴタや、人間ドラマなんかに焦点が当たっていない分、サラサラ読めます。そして、ワクワクします。 続編をすぐに買いに行ってしまったほどです。お勧めですよ。

最初導入が読みづらく、字も小さめで睡魔に襲われて何度か挫折しました。でも読み始めてみるとめちゃくちゃおもしろいです。続編も気になります。さすが星雲賞受賞。

【星雲賞受賞作】 月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。 物凄く面白いです。SF好きな方は是非読むべきです。

J．P．ホーガン初の長編である快作SF「星を継ぐもの」です。月面で真紅の宇宙服を着た死体が発見されたところから物語が始まります。 死後5万年が経過しているというその死体をめぐって、科学者・技術達が推論を戦わせていきます。調査によって明らかにされていく事実…SFでありミステリと言われる本作の醍醐味がここに。宇宙戦争もワープ航法も出てきませんが、まさに「SF」です。 『巨人たちの星』というシリーズの第一作目にあたるので、気になった方は続編も読んでみては如何でしょうか。

子どもにと買いました。おもしろかったようです。

さすがロングセラー名作。すごい世界観。 名前がカタカナなのがしんどいけど。太郎、花子にしたら台無しだからね... 最後まで読み切るには根気が...

すごく面白そうですので期待して購入しました。

中学生の娘に。読書好みの合う友人からのおすすめ本。面白かったようです。

また買いました。よかったです。おすすめです。

めちゃめちゃ面白い、思わず即続きを購入しました。

仕事が忙しく、まだ読めていません。 少し前に本屋で見かけて以来、ずっと気になっていました。 かなり前の出版のようですが、色々な書評を見てもまずまずなのできっと読み応えがあるのではと期待しています。

久しぶりにＳＦを読みました。楽しく読みました。

この本を原作とした漫画から原作小説に回帰しました。 出版されてしばらく経っていますが、内容は近い未来に起こるかも・・・・と想像が膨らむ面白さです。

私にはちょっと読み難かったですが、ハードSFの傑作なのは納得できます。

２０数年前に一度読んでいるのですが、最近になってコミックが発売されていると知りコミック購入。やはりコミック・・・随分と削られていると思いましたが 何せ、随分前に読んだ記憶で・・・・細かい部分が気になって再び購入。 やはり、ホーガンは面白いです。 今度は捨てずに永久保管します。

この本を手にしました。第一版が出たときに読んだ以来だから・・・30年ぶりです。 そんなことを少しも感じさせない、筋立ての面白さ、スケールの大きさ、人間模様、そして宇宙に向けて気持ちが開かれていくようなラスト、本当に素晴らしい作品です。

あまりSFや海外作品は買わないのですが、レビューを見て購入。これ三部作だったんですね。なかなか壮大で感想としては面白かったんですが、個人的にはやはり日本作家がいいです。文章も外の海外作品より違和感なく、良かったともいます。

かなり古い作品ですが読んでいて全然感じません

以前新聞に紹介されていたので購入してみました。読後はとにかく続きが気になって仕方ない、という気分になりました。文章は緩急をつけていて、展開があるたびにグイグイ引き込まれていきました。とにかく壮大なストーリーで、今まで読んだどのＳＦとも違うタイプの作品だと思います。

科学的調査・推論の過程が、多少煩雑・難解な部分もあるが、丁寧に描かれていて読みごたえがあった。

世界観を掴むまでが難儀ですが、それが分かってくるとグイグイ引き込まれていきます。