小さいころを禅寺で育った筆者が、四季折々の旬の野菜や素材を
大切に大切に料理をする、その基本となる心や調理方法が丁寧に書いてあります。
いわゆる精進料理がどうやってできていくのか、その過程を見る事ができます。
里芋一つとっても、1から下ごしらえをして、丁寧に提供して食べてもらう、
周りでは春に新芽が芽吹いたり、冬にかけて霜柱が立って来たり、
山の中の四季も書かれていて、
その一連の流れを読んでいると心が洗われてなんだかスッと穏やかな、
心をリセットできるような感じがします。
でもちょっと説教くさく感じるところもあるかもですね。
それを抜きにしても、おすすめですよ。