グリム童話「赤ずきん」を原作に忠実に訳した絵本です。
昔、一目見ただけで誰もが好きになってしまうような小さな女の子がいました。おばあさんは特にその子をかわいがっており、この子に赤いビロードの小さな頭巾をあげました。頭巾はその子にとてもよく似合い、その頭巾ばかりかぶっているので、みんなに「赤ずきん」と呼ばれるようになりました。ある日、赤ずきんは母親の言いつけで具合の悪いおばあさんにお菓子とワインを届けることになりました。おばあさんの家は森の中にあります。赤ずきんが森へ入るとオオカミが話しかけてきて…。
赤ずきんの絵本はたくさんありますが、原作に忠実な内容と絵の美しさからこの絵本を選びました。絵の美しさは4歳でもわかるのか、娘は隅から隅まで絵をじっくり見ています。読み聞かせると必ず2回読むように言われるのですが、もしかしたら1回目はお話の内容に集中し、2回目は絵を楽しんでいるのかもしれません。