ネットで100V溶接機を調べると、あまりいい情報が無いんで不安でしたが、使ってみると大満足の商品でした。
結局、皆さん、コツがつかめていないんですね。
1溶接棒が母材とくっついてもあわてず騒がず、2~3秒そのまま放置。(っつうか、わざとくっつけちゃう!)
2すると溶接棒と母材の接触抵抗によって、溶接棒の先端が真っ赤に過熱するので(同時に母材も過熱される)くっついた先端を折る感じで横に動かす。曲げモーメントで折る訳です。これが、溶接棒を引く方向に動かしても、なかなか外れないので、しまいにゃ溶接棒全体が真っ赤になる!(汗)そりゃやりすぎ!
3真っ赤になったところで、改めてその場所に溶接棒を近づけると、十分過熱されているため、見事にアークが継続します。
4溶接棒は、1.6mmと1.4mmを使いましたが、どちらでもOK。1.4mmの方が初期アークは出やすい。細い分熱くなりやすいためでしょう。
5材料が無くて、今回は0.8mmの鉄板で試しましたが、油断するとジャンジャン穴が開きます。それほど余裕のある熱量です。趣味で使う分には申し分なし!(0.8mmの鉄板は、アーク溶接の守備範囲じゃなく、ガスバーナーでのろう付けの守備範囲ですね:笑)
6使用率30%はこのクラスでは最大ですね。別メーカーで5%というのもありましたが、そりゃ、使えないでしょ!
7電源が落ちていないのにアークが飛ばなくなるのは、溶接棒の先端にスラッグが付着したから。溶接棒の先端をペンチか何かでガシガシと削ればいい。安全のために電源は落としてね。
8ホームセンターで、同型機が10000円前後で売っていましたが、革手袋などの付属品を揃えることを考えると、こちらが有利ですね。
9個人的には、このメーカーさんとは縁もゆかりもありません。不安な気持ちで買ったもので、十分使えることが分かって、うれしくて長々とレビューしました。