これまで数千円程度の安い万年筆を買っては、結局すぐにボールペンに戻りインクが詰まらせるということを何度か繰り返してきました。手軽さを超える感動のようなものがなかったんですよね。今回ちょっと奮発してこちらを買ってみたら書き味がとても良く、軽い衝撃を受けました。インクが乾きづらいというのが選択の一番のポイントでしたがとてもなめらかにヌラヌラと書けるので字が上手くなったような錯覚を覚えます。フタを回して開閉するタイプなのが少し手間ですが、それでも最近は何か書く時にはこの万年筆を使っています。数あるプラチナ#3776の中からこちらの黒に近い深い深いグリーンのものを選びましたが、とても綺麗な深緑でお気に入りの一本です。