花木が若い時の咲き始めは白い花だけど、次第に黄花になっていくというクチナシ。2年目、3年目になると咲き始めも黄花になっていくそう...。
普通のクチナシと言えば、実が楽しめる一重咲き品種か、豪華系の八重咲き品種か、大輪品種ですが、いずれも白花で、開花の後は茶色くなって終わってしまうのですが、花の終わり方があまり奇麗でない事と、蝶などの幼虫の食害に弱い事から、今まで少し敬遠していました。
しかし、黄花があると聞いて、昨年から注目していたのが、こちらの「黄色い八重咲きくちなし」でした。
ただ、こちらの店舗では「黄金伝説」という別の黄花クチナシも取り扱われており、この2つの品種や特性の違いが分からなかった事と、季節的な購入時期の見合わせから、今になってしまいました。
今回届いた黄花クチナシは、高さ40cm程で、剪定などのピンチはなく緑枝で、食害の形跡も無く、葉色も良いものが届きました。
ポットの中は、やや根が廻っていましたが、健康そうな色の根で、新葉の展開もよく進んでいるものでした。
白花クチナシと、黄花クチナシで、花の芳香の強弱があるのか、耐寒性はどうなのか、まだ分からない事は多々ありますが、これからの楽しみでもあります。
また、緑枝で、ピンチがされていない分、これから木質化していくに従って、樹型をどう作っていくのかという課題の面白さもありそうです。