130センチのしろたんが圧縮袋に入ってやってきた。娘の喜ぶ姿を想像しながら、急いで圧縮袋から出してひたすらもふもふ空気を含ませふっくらさせた。あちこちに圧縮の跡のシワがついてかわいそうだが少しずつ薄れてきた。
想像ではもう少しふっくらもちもちしていると思っていたが、実際はふっくらフワフワでぎゅっと抱きしめると抱きしめた部分が締まってツチノコみたいになってしまう。写真でイメージしていたほどの弾力はほとんどない。でもかわいい。
ぬいぐるみを求めるのは大切に可愛がりたいと言う気持ちがある人が多いと思う。
店舗では、たくさんあるぬいぐるみからちょっとした顔の違いや見た目の違いを感じながら自分だけのスペシャルを選ぶ。それをウキウキしながら連れて帰り、家で梱包から出すまでの過程がある。
ネット注文では、環境に配慮しているのだとは思うが、段ボールに布団圧縮袋に入ったしろたんだけが箱に入っていたのは少し寂しく、シュールだった。小さくていいのでしろたんのイラストの入った説明書が入っていたり、圧縮袋にしろたんのシールが貼ってあったりしたら、受け取った時の気持ちがもう少しほっこりしたんじゃないかと思う。