何度かこちらのチェリーレッドシュリンプを購入していますが、基本的にはほんのりピンク程度の発色の状態です。
最初は中性の濾材系砂利の水槽に投入しましたが左程色は出ず、次に大磯+石組みの水槽に投入しましたが色は出ず、最終的にソイルor土焼結系の床材で酸性に傾いた水槽に入れたところ、レッドシュリンプと見まがうほどの赤(否紅)が出ました。
酸性に傾いた水槽で、ミネラル類を補給した環境が良いという、ビーシュリンプ的な傾向ですね。
ただ飼育という意味では中性や弱アルカリ環境でも問題ないので、あくまで色を出しやすい環境という話ですが、色が出なくて良いのなら安いミナミヌマエビで良いわけで・・・
こちらでは発色の良くないオス個体も多少混ざっていますが、当然ながらオスがいないと抱卵=繁殖しません。
初期の段階でオスを☆させてしまったため、緊急でミナミヌマエビのオス個体を投入したところ、無事に抱卵して繁殖しましたが仔は発色しませんでした。次々世代くらいで色が戻るのかも知れませんが、発色は優性遺伝では無いのかも知れません。
従って、有色のミナミヌマエビ系を観賞用に飼育する場合は、新たな発色を狙うのでない限り、混泳飼育は避けた方が良いと思われます。