煮魚の残った煮汁（しょうゆ）をとっておき、再利用しています。 丹精込めて作られたしょうゆですから、一度きりで捨ててしまうのはもったいない。 まさに「秘伝のたれ」みたいなものです。 うちでは年間を通して煮魚が食卓に上ることがとても多いので、こうすればしょうゆの節約になりますし、再利用したしょうゆの方が魚のうまみが染み出ていて美味しいですよ。

ただのキュウリのスライスがこの醤油をかけるだけでとても美味しくなります。 少しだけでも本当にいい香りがしますよ。 ただこの夏の間、しょうゆ差しに入れてテーブルの上に置いていたら白いプツプツが浮いてしました。 直射日光が当たらないところに保管していた瓶の方には何も変化はありませんでしたが。 味・臭い・舌触りには何の問題もなかったので、酵母が生きている証拠だとは思いますが、しょうゆ差しには小出しにするように心がけています。

寒くなると煮物が多くなります。 よって、しょうゆの消費量も増えるのでまとめ買いです。 父が先日「今日はカレイの煮付けがうまい！」と言っていました。 しょうゆを変えるだけで料理上手になったような錯覚に陥ってしまいますね。

実は、カタカナの調味料や保存料が入っていない醤油はスーパーなどではなかなか手に入りません。 煮物だけではなく、刺身にも使っています。 お高い醤油ですが、長く使うものですから本物を使いたいですね。