30年程前に入手した「325JL」に続き2本目の「325」となる。「エクストリーム・カッタウェイ」と呼称される(らしい)ボディは何度見ても美しい。ショート・スケールゆえの長所短所もあり、高価格ではあるものの、唯一無二の存在なのだから、今更ぼやいてみても詮があるまい。さて、肝心の「音」について、余程ネックとボディのバランスが良いのだろう。開放的な音を奏で、残響が長く続いて心地良い。ただ、さすがに12フレットあたりになると辛いものがある。この先、季節ごとの調整や、経年劣化もあろうが、最期まで傍らに置いておきたい至福のギターとなりそうだ。