DSWとしては当たりが柔らかく、見た目も落ち着いた雰囲気でとても気に入っています。
DSWはいろいろなところからリプロダクト品として出ていますが、クッション入りのファブリックで覆われた座面を持つDSWが珍しいのではないでしょうか。
座ってみると、狭い座面や背もたれなのに、絶妙な形とクッションにより非常にリラックスして座ることができ、長時間座っていても疲れにくいと感じます。
DSWの座面と背もたれ全体を質感の良いファブリックで包んであるので、カバーにありがちな後ろから見たら醜いなどということもなく、とても上品です。
総じて、この価格でこの商品、とても気に入りました。
ただ、組み立て時に少し気になる点がありましたので、以下にそれを。
座面は問題ありません。
問題は脚です。
ガタツキなどは全くなく、脚の組みあがり精度は非常に高いと思います。
しかし、脚は木の部分が固いビニールで覆われており、その上からネジ類で足を組み立ててあります。
ですので、ビニールをきれいにはがそうとすると、ネジ類を一度緩めて、噛み込んでしまっているビニールを取り出さなければなりません。
脚の先はプラスチック部品がプラスネジで留められています。
また、脚全体は六角穴付ボルトとナットで組み立てられています。
ですので、これらを緩めようとすると、六角レンチは同梱されていますが、2番のプラスドライバーと10mmのスパナ等が必要です。
ナットについては黒の袋ナットのようにも見えますが、これはプラスチック製のカバーです。これを外さずに回すと、カバーの外側や内側が傷ついてしまいます。
さらに私は、床への当たりを柔らかくするため、脚の先のプラスチック部品を外し、フェルトを貼りました。
これらの作業を考えながら行ったため、1時間弱の組み立て時間をかけてしまいました。
2脚目以降は30分かからないと思います。
以上は組み立て時だけの問題なので、組みあがった製品には満足しています。