キンコンが鳴って、配送の青年が「少し長いですよ」と言い、受け取った私が「少し重いね」と答えて、ブツは予定通りに到着。改めて抱えてみると、ずっしりと重く、一人では階段から2階のベランダへ担ぎ上げるのはむずかしい。
先に、安楽チエア到着の時もそうだったが、なにも慌てることはない。玄関で梱包を解き、一時に持てる重量だけの部品を持って階段を登ればスイスイである。今回は3回に分けて現場に持ち込んだ。
なぜに重いのかは、日覆いシートを支える双方の2本のポールが丈夫に設計してあるからだ。鋼管製白メッキ焼き付けポールの直径が4センチあるからである。強風がテント布をを揺らすベランダに設置するとあれば、支えるポールがこのくらいの太さであることが肝要で、その点合格満点である。
だが、一人では組立も設置もできななかった。(2本のポールが2m離れているからで、どうしても、その1本を誰かに持ってもらう必要がある。)説明書には二人で組立てるようにとあり、階下に声を掛けて家内に手伝ってもらった。
二人いれば、もう簡単である。15分足らずで設置は完了である。
庭には高さ10mほどの白木蓮の大木が繁り、夏にはベランダを蔭で被ってくれていたが、昨秋、この木を伐採的整枝を敢行したため、今年の夏は緑陰を期待できない。とあって、この巻き上げタイプのシェイドを注文したのだが、到着して完工させベランダに出てみると、涼風が吹き抜けて汗も吹っ飛ぶ、であった。
説明書は簡単すぎる。も少し順を追っての説明文があれば、なお親切であろう。
なお、この機種、複数注文の需要もあるのだが、まずは一台購入して、様子を見てからでも遅くはない、としたのだが、その必要はなかったという次第。
重さは丈夫な製品であることの証左。間違いのないいい製品に出あったの幸せがある。
ただ、あなたがいかに体格優れた人であろうと、単独では組立はちと難しかろう。補助役が一人どうしても要る。奥さんか子供さんでいい。これは説明書の記載のとおりである。