本の表紙が手触りのよいフェイクファーに覆われていている、ちょっと変わった装丁の絵本です。(洋書)
箱に入っているのですが、箱に開けられた窓から毛がふわふわとはみ出して、なんとも言えない可愛らしさが…。
谷川俊太郎さんが訳した日本語版もあるのですが、こちらはごく普通の装丁なのが残念です。
絵本ということもあり、平易な英語ですので「英語で読み聞かせ」しても良いですし、絵が本当に素敵なので、それだけでも楽しめます。
内容は猫とも熊ともつかない「ほわほわした動物」が森で過ごす、何の変哲も無い一日。
それだけなのに心の奥がふんわりと柔らかくなれる、不思議な絵本なのです。