曹洞宗の僧侶ですが、数珠は良く修理します。頻繁に数珠を擦るものがいますがバカのなんとかですか。それでも長く使うと切れます。 中糸にタコ糸をよく使いますが房に組紐はあまり付けません。それも四つ畳みぐらいしか思いつきません。普段使うのは頭房がほとんどです。組紐でなくとも四つ畳みをしますが市販ではなかなか適当なものは見つかりません。特殊な紐なので仕上がりが違います。頭房はすぐボロボロになりますが組紐は長持ちすると言えます。シンプルで長持ちするならもっと取り入れても良いと思うのですが頭房が数珠にあうのか、市販の物に頭房が多く組紐の物が手に入らないのかどうでも良いのか。切れても新しいものを買う和尚が多いのも確か。 四つ畳みは一回、一回しっかり編まないとばらついてうまく仕上がりません。注意してください。

学生の頃、念珠の編み方を先生から教わり、ボランティアに行ったときはおじいちゃん、おばあちゃんの紐の切れた念珠を修理して喜ばれていました。田舎に帰り、手持ちの紐がなくなってしまい、念珠を編むことももうないな・・・と思っていましたら、すばらしいお店を見つけました。これでご近所のおじいちゃん、おばあちゃんの念珠を直してあげられます。極楽堂さん。ありがとう。

紐房を作成したのですが、非常に扱いやすく良い商品でした。