現在では、このような自然体の人はいないと思います。最後の宮大工というより、最後の日本人という感じがします。言っている事はいちいちもっともな事ばかり、本来日本人が伝えていかなければいけに事だと思います。しかし、現在社会では、このように、本物にこだわり、筋を通すという事が困難な時代になっています。西岡常一さんはある意味学者でもあったと思います。話す内容がすべて論理にかなっています。一見の価値はあります。（死ぬ間際まで働き続けた人です。）