本物の薔薇の香り。育てている薔薇とも変わらないような香りです。
中でもモダンローズ系の、軽やかで広がる甘さだと思います。
もしかするとポールスミス・ローズはイングリッシュローズ系統でしょうか。
(ポール・スミス氏も確かイギリスの方ですよね?)
セントトレック法の香水は初めてですが、なるほど、と感じました。良いですね。
科学の力による製法ですが、香りは自然に極めて近いものです。
香水で頭痛を起こし易い私にはとても優しい香りでしたが、
それだけに、凝った芳香のお好きな方にはシンプル過ぎる可能性もあります。
香水の中では『ステラ』が近いと思いますが、あちらの方が重く深い印象。
『ステラ』が乳液なら、『ローズ』は化粧水でしょうか。
私は『ステラ』が冬用なので、これは春用。特に早春のイメージです。
『ステラ』と『エクラ・ドゥ・アルページュ』の狭間、
桃の季節から藤の咲く前までの期間辺りに使いたいです。