12-23Tを購入。CS-5600(12-25T)からの交換。
まず、105系との差異に関して説明します。
(CS-5700は、スパイダーアームユニット以外はCS-5600同一部品を流用しており、また、重量差がほとんど無いことから、当該製品とCS-5600との差異は、そのままCS-5700との差異であると考えることができます)
最大の違いは重量です。
CS-6700(12-23T)は実測219g(不含ロースペーサー2g)、CS-5600(12-25T),CS-5700(12-25T)は248g(不含ロースペーサー2g)です。ネットで調べたところ、CS-6700(12-25T)は225g(不含ロースペーサー2g)らしいので、同一歯数構成において23gの重量差が認められます。
まず、ロックリングの重量差です。CS-5600,CS-5700は実測14gであるのに対し、CS-6700はアルミニウム合金製で実測5gです。ロックリングだけで9gもの差があります。
12-17Tギアに重量差はありません。差異は表面仕上げだけです。
各4枚のギア間スペーサーには重量差があります。CS-5600,CS-5700は4枚9gであるのに対し、CS-6700は肉抜きが大きく4枚6gです。ギア間スペーサーで3gの重量差があります。
最後にスパイダーアームユニットの差異です。CS-6700では、3段目のギアを固定しているリベットの長さがCS-5600,CS-5700に比して短く、また、CS-6700ではスパイダーアームユニットのフリーハブ嵌合部中央が大きく肉抜きされ、その分、軽量に仕上がっています。スパイダーアームユニットの重量差は11gです。
自転車の軽量化は1,000円/10gが相場(と私は思っている)なので、この製品のCS-5600,CS-5700に対する対費用軽量化効果は標準です。
表面仕上げに関しては、CS-5600,CS-5700のギラギラしたメッキらしい金属的重量感のある仕上げに対し、CS-6700は粗目で金属感が緩和された、涼やかな色合いの仕上げです。
変速性能に明確な差は認められませんでした。