2016年春に購入し、アネモネ パルマタと一緒にスリット鉢に植えて、2年が経過しました。
少しずつ株が大きくなっていますが、成長スピードは穏やかで、全く手がかかりません。
冬は何もなくなりますが、春になると元気に芽吹いてきます。
ややカップ状の白花は、上品で本当に美しく、うっとり...なのですが、咲き終わると突然可愛い坊主頭に変身。
やがて爆発して綿状のタネを散らし、あとは葉だけで夏を越します。
零れ種からの発芽もあるようですが、かなりゆっくりとした育ち方です。
夏は比較的冷涼な地域ではありますが、日当たりが良いのもあるのか、咲いたことはありません。
秋になると、もう一度少しだけ咲いて、徐々に枯れていく、というサイクルです。
花の時期は短いですが、花の美しさは抜群で、非常に育てやすいので、これからも長く付き合っていきたいお花です。
パルマタも開花中の写真に少し写っていますが、花茎がシルベストリスより短く低い位置で咲きます。
花は薄黄色で、花びらがまっすぐに大きく開き、小柄で素朴な感じです。
葉はパルマタの方が細く濃い緑で、全体にやや毛深いというのか、スモーキーで雰囲気のある感じです。
単独でも見栄えがするシルベストリス、木陰などにポツンと咲いていい雰囲気を出しそうなのがパルマタ、という感じでしょうか。