ゴミは何でもチョキチョキ細かく切って燃えるゴミで出しましょう、というご時世になり、私も万能バサミやノコギリやらを買い込んでチョキチョキやっていたのだが、大容量の刻みにんにく・しょうがの容器がけっこう堅めのもので、一発でハサミは入らない。ノコギリで切れ目入れてから万能バサミ、という感じでやっていたのだが、そういう用途ならこの「ホットカッター」みたいなのもいいなじゃないかと思って試しに購入してみた。
手元スイッチのようなものはついておらず、コンセントに差し込めばONということらしい。「3分待って温まったら使える」とのことで、思い立ったらすぐにやりたい感じの時にはちょっと面倒にも感じる。
使用感は悪くない。PP容器なんかはすんなり穴があけられるし切ろうと思えばそのままこれで切ることもできそう(ただし電気は節約のご時世でもあるので、私は穴をあけたらそこからは万能バサミでチョキチョキ、ということにした)。
一回熱くなると、コンセント抜いても手で触ると危ない感じの温度がしばらく続く感じで、しょうがないので段ボール等で刀の鞘のようなものを自作して、使用後はそれで先を包む感じで保管することにした。
──といった具合に、いろいろ改善できそうな個所も多々ありそうな荒削りな感じの品物ではあるのだが、前述のような堅めのPP容器に穴をあけてそれから万能バサミで──みたいな時には今後もこれを多用しようかなという気持ちになっている。