取り付けて一ヶ月、室内飼い猫2頭のうち1頭が利用しはじめました。しばらくは本品を怪しんでるだけでしたが「ベランダ出せ出せ」と鳴いているときに手で扉を押し開けてやってくぐらせる、を何度かしているうちに、頭突きして開けることもできると分かったようです(もう1頭はビビリなのでまだ利用できず、相変わらず網戸を開けてやるまで鳴いてアピールするだけです)。
取り付けは簡単。網戸の開けたい位置に表裏から挟んでネジ止めし、ネジ止め固定が済んだら、通り道の網戸を切り取って扉を引っ掛けるだけ。
網戸を切るのなんて初めてだったので、うまく行かなかったらどうしようという逡巡もありましたが、まあ最悪失敗しても網戸を張り替えればいいやと開き直って施工したところ、説明書どおり簡単にできました。
ただし、網戸を切った後の処理は少し丁寧にしなきゃなりません。
扉のクリアランスがとても狭いので(もちろんそうでなきゃ隙間から蚊などが侵入するので狭くていいんですが)、ささくれだった網の切り口が扉の縁に当たってひっかかり、スムーズな開閉になりません。つまりクリアランスは蚊より狭く、切り口のささくれが蚊サイズであれば引っかかるということ。
このささくれを網戸の目一本ずつはさみで切っていく解決方法でもいいのですが、根気がなく面倒くさがりの私は、蚊取線香を使って無駄毛処理、いやささくれ処理をしました。
蚊取線香の火でプラスチック製の網の切断面を溶かせば、キレイにささくれが解消されます。切断面を蚊取線香の火でなぞっていくだけ、簡単です。
ただし、ライターなどの炎は絶対ダメ。網戸は簡単に引火してどんどん延焼するので、住宅火災につながります。あくまで溶かすだけですので、半田ごてがある家庭なら、半田ごてでも良いと思います。