成長の具合:
何度かお世話になって信頼しているお店なんですが、この時(6月末)に購入したゼラニウムの苗3種類だけは到着時は「波平さんの頭頂部」みたいで焦りました。
特にこのシナモンゼラニウムは「干し草」「立ち枯れの跡」のようでした。
あとあと元気になってきてくれてわかったことですが、葉のサイズが小さめなので茎の赤茶色さと細さが目立つのかなと思います。
多湿を嫌う種ということですが今年は長梅雨で環境的によろしくなかったと思いますし、通気性の良い不織布の鉢に移して活性剤をあげつつも本当に雨の日ばかりで1か月(南向き2階ベランダ)は過ごしたと思います。
到着してしばらくは、どんどん下の方から葉が黄色~赤色~茶色に変色して落ちてゆくのと、雨降りすぎて腐ってしまわないか心配しましたが、だんだんと枝先にばかりチョロチョロと新しい葉が出てきたタイミングで思いきって剪定してみました。
切り詰めた枝元から新しく生えた枝はしっかり育ってくれて葉も生えそろってきました。
でも他のゼラニウムよりは一番デリケートな感じで気が抜けない状態でした。
か~ら~の~
梅雨が明けてカンカン照り過ぎて心配な8月を過ごしているうちに敗れそうな毛細血管のように赤かった枝が全て若々しい緑色になり太さも出てきました。
これが本来の元気な枝ぶりなのでしょう。
写真は購入から3か月後の10月初旬のもので、親株さんはすっかり大きくなったところ。
9月には挿し穂も取ってお茶パックを2重にしたものに挿してみたところ定着もしたようです。
香りが好きなので今後も挿し木で増やせそうだなと楽しみです。
定期的に古い葉が黄色~茶色になって落ちますが、その頃には古い葉が生えていた同じ節から青々とした新芽が出ているので、枯れる、という意味ではなく新陳代謝をしているんだなとわかります。
花:
今年は見れませんでしたが、購入時期で既に夏期が過ぎていたようですし、もともと葉の香り目的なので不満はないです。
香り(葉):
どうして種類によってこんなに違う?と思うんですが、本当にシナモンの香りがします。
趣味でアロマを扱いますがシナモンリーフではなくシナモンバークとカッシアのエッセンシャルオイルの香りに近いと思います。
このまま元気に生き延びて欲しいし、増やせそうなら今後も挿し木で増やしていきたいと思います。