使い始めてから、背中の強ばりや腰のだるさが現れました。理由がわからず敷き布団と熟睡やコリの関係について調べてみると、柔らかいだけでは体に負担が掛かって、睡眠はとれても良質な睡眠ではないと判りました。つまり、敷き布団の機能として求められるのは、「仰向けの姿勢でも真っ直ぐに立ったのと同じ姿勢になるように体を支える固さ」を持ちながら、なおかつ、「血行を妨げないように体の圧力が分散出来るフィット性」が必要だったのですね。人の背骨は重たい頭を支えるための骨格をしていて、日中はその重さに堪えています。そして、眠っている間に適度の寝返りを打ちながら、体を解していくそうです。水平に寝たときに人の体が接地面に掛かる圧力で、最も大きいのはお尻の部分で、全身の合計を100とすると、なんと44%近くの圧力がここに集まるそうです。しかも、頭や足が示す圧力はずっと少ないので、体の要である腰が、前のめりになったような姿勢で沈んでしまうのですね。___つまり、低反発のこの商品ではお尻が大きく沈み込み、背中が不自然に曲がった姿勢で、一晩過ごすことになってしまいます。寝返りも打ちづらく体全身がほぐれないどころか、コリコリになってしまいます。どうりで、背中が張るはずです。ちょっと高い授業料と、購入から半月ほどの体調不良を味わうことになってしまいましたが、今後はしっかり体に良い睡眠を得られるように相応の投資が出来るでしょう。今、一番良い固さのマットレスを物色中です、今後、低反発は使用しません。