1970年代パリにイッポポタムスというチェーンのステーキ屋があちこちにあって、カオールが積んであった。あまり上等でないステーキに会う、ガツンという感じのワインで家に置いておこうという気にはならなかった記憶がある。
今は、新世界を含めいろいろ飲んでいるが、これを飲んだ印象は家のみに丁度良い普通のワインで、記憶とは全然違う。いろいろ記憶が増える一方、忘れる方も増えるので何とも言えないが、ブラインドで飲まされるとカオールとは気づかなかったと思われる。売り切れないうちにもう1ケース注文したことをみると、星は4つとすべきだったかもしれない。