最近姿勢が悪くなってきた。
その原因は10数年寝ている柔らかすぎるベッドにあるのではないかと思いついた。
硬い寝床で寝るためには畳の上に敷布団を敷いて寝ればいいのだが、近くを通る電車の振動が気になる。
ならば板の上に敷布団を敷いて寝ようと思いこのすのこベッドを買った次第。
到着後問題なく組み立てられ、グラグラギシギシもない。
寝てみると想定した通りの硬さでとても良い。
寝返りもしやすく安眠できそうだ。
でもちょっと待て。
すのこの板と板の間隔が広すぎやしないか。
仰向けに寝ると敷布団を通して板のある部分ない部分の感覚がじっくりと背中に伝わってくる。
足のかかとが敷布団を通してわずかに溝に落ち込むのがわかる。
これは想定外だ。
こんなに溝の幅が広いとは思わなかった。
気にしないで寝ようと思えば眠れる、しかし気にしだすと何かの修行をしているようにも感じる。
要するにこのベッドは必ずマットレスも買えよということらしい。
マットレスがイヤだからこれにしたというのに。
板と板の間隔が3センチ程度であればベストだったと思うが残念だ。
いま仕様を見ると間隔6.5センチと書いてある。
5日寝た今日、さてどうしたものか考え中。
もう一つの欠点はベッドの角が当たると痛いこと。
90度直角のベッドの木の角がそばを通るたびに足にガシガシぶつかる。
もちろん置いてある部屋が狭いからにほかならないが、前のベッドではなかったことなのだ。
脛の外側だと風呂でしみる程度で済むが、運悪く脛の内側に当たると簡単に血がにじむ。
敷布団の下に角がうまく隠れて見えないのだ。
注意しなきゃと思っても直後にまたぶつける。
結局写真のように起床後は横倒しに起こすことにした。
これ以外に解決策はない。
さて、今後ほしくもないマットレスを買わざるを得ないのかそれともひたすら耐えるべきか。
古いベッドはさっさと粗大ゴミに出してしまった。
悩みは深い。