研磨塵が本体下部から排出されるため電源コードリールを用いて屋外で使います。あまりに大きな音だと迷惑かなと思いましたが、モーターは自動車の車内清掃に使う充電小型掃除機のような音です。研磨の音もさほど大きくない。電動ドリルのことを考えたらかなり静かです。
ドリルビットをチャックにセットするのも楽ですし、研磨の手順も非常に単純です。これまで一度も研磨せずに使ってきた刃13本を全部研磨しました。新品で買った時よりもSシンニング研磨がなされている分ケガキどおりの位置に穴が開けられます。
羽子板の羽の重りに使われる黒い種子「ムクロジ」(丹波黒豆大)に穴を穿ってみました。最初にドリルビットを置いた位置から滑ることなく、一気に穴があきました。安全で時間が鈍刃の時の10%くらいしか掛かりませんでした。竹の曲面への穴開けでも一切滑ることはないでしょう。
研磨前、切削刃研磨後、シンニング研摩後の写真を添付します。