テレビで紹介されたばかりだそうで、話題の品のようですね。私は、単行本のブックカバーが欲しくて検索していて、たまたま見つけました。
文庫本はありあわせの包装紙やA4用紙をちょこっと折って簡単にカバーできるので困ることはありませんが、単行本、特にハードカバー本は紙の面積も要りますし、表紙に厚みがあるだけに紙を切ったり貼ったりと「工作」になってしまって面倒くさい。しかも紙では頼りなくてあまり本が保護できない感じもします。その点、これはいいですね。単行本の微妙にまちまちなサイズに対応できるのも便利。
ビニール製である分、カバー自体の厚みもそれなりにありますし(先行製品より薄くなったそうですが)、折り返し部分はさらに厚くなるので、文庫本のような小さく軽い本にはカバーがかさばり過ぎて使い勝手がちょっと悪そうです。しかし、ある程度の大きさの単行本にはしっくりきます。単行本専用で使おうと思っている私にはうってつけの製品です。
折り返しを留めるゴムバンド表紙にくい込みにくい構造になっていますし、栞紐の素材がペラッとしたビニール製なのにも感心しました。一見ちぎれそうな素材ですが、ゴワッとした皮紐風のものでページに跡が付きそう…と心配になるものが多い中、小さなことながら気遣いを感じさせました。
色は迷った挙句、ブラウンを選択しましたが、いい色で満足してます。ブラウンの部分が赤過ぎておもちゃぽくないかと心配でしたが、そんなことありませんでした。