2年前に話題のコロンビア・ロス・ノガレスを飲んで衝撃を受け、
今まで私はコロンビアの何に惹かれ、何を期待していたのか、
わからなくなりました。
その後いろいろな自家焙煎店のコロンビアを飲んでいるうちに
ようやくコロンビアの独特のコクに惹かれていたことに気づき、
最近はお店ごとの微妙な違いを楽しめるまでに回復しました。
しげとし珈琲さんのアンデスコンドル2007年夏バージョンは、
一口飲むとコロンビア特有のコクが口の中に広がり、
少し遅れてほのぼのとした甘味が追いかけてきます。
その背後では苦味が効いていて味を引き締めているようです。
雑味がなくどこまでもクリアな味わいなのは見事です。
全体的にはコロンビアの神様の居る森を少し離れて眺めているような印象で、
森の中に入っていきたい気もするものの
これがこの豆の特徴なのかもしれないとも思います。
ごくごく飲みたくなるのを我慢して
10分ぐらいかけてゆっくり飲んでいると、
液体になった珈琲が空気と触れることで
味が落ち着いてマイルドな味わいに変化していき、
コクと甘味が一体化するころに苦味が強くでてくるようです。
個人的にはもう少し苦味が抑えられていた方が好みですが、
苦味を抑えるとしげとし珈琲さんの特徴がなくなるように思いますので
お店の個性として楽しんでいます。
余韻で苦味が消えて甘味と一体化したコクが残り満足です。