お湯を注いだときに花のような独特の香りがして、
珈琲からこのような香りがするものかと驚きました。
珈琲という植物の多様性が感じられて興味深いです。
飲んでいるときの味も香りの影響が強く、飲み終わった後の余韻が甘い。
クリアで雑味が無く珈琲の個性が明確に引き出されています。
それがたまたま私の好みで苦手な領域に入ってしまったのはささいなことです。
考えてみたら私はジャスミンティが苦手でした。
2年前に飲んだイルガチェフは純粋に美味しかった記憶がありますが、
今回は花のような独特の香りが私には強すぎたようです。
パワーのある非常に状態の良いイルガチェフであることは間違いありません。
丁寧な仕事が施されたレベルの高いモカ・イルガチェフがこの価格で飲めることに感謝します。
個人的にはストレートでは飲みづらいので、癖には癖をと思って
一緒に購入したマンデリンとブレンドして美味しく頂いています。