我が家は築20年のセキスイツーユーホームなのですが、最近ユニットバス埋込み式水栓のレバーの動きが渋くなってきたので、こちらのセラミックバルブ部を購入してDIY修理しました。
当家のシャワーバス水栓の型番はBF-8746T-SHMで、検索するとBF-8746T系用のバルブとして「A-3106」や「A-3648」がヒットしましたが、これらはどう見てもバルブの形状が当家の物とは異なり、適合しそうにない…。
そこで、よくよく調べてみたところ、BF-8746T系でも以下の型番のものは、BF-8745T系用の「A-2054」を使用することが分かりました。
BF-8746T-SHM
BF-8746T-SHM3
BF-8746TH-SHM
BF-8746TH-SHM3
BF-8746THN-SHM
BF-8746TN-SHM
BF-8746TN-SHM3
「A-3106」と「A-3648」は、水栓レバーを外すと固定ナットが現れ、その固定ナットを外してバルブ本体を引き抜く構造で、「A-2054」は水栓本体の下部からバルブ自体をねじ込んで取付ける構造になっています。
BF-8746T系でも、このように構造の違いで二種類ありますので、部品を発注する前にどちらのタイプかを確認しておくことが肝要かと思います。
<バルブ部の交換に際して>
水栓レバーのネジ穴を覆っているカバーは、添付した画像のような造りで、Oリングが嵌った突起部分がネジ穴部分に刺さっているだけですが、取り外す際はできるだけ突起に近いところを竹串のようなものでこじるようにします。
長く伸びた部分の先端を持ち上げると、カバーが途中で折れ曲がる可能性があるので要注意です。
取り外したバルブの底部には、ネジピッチを変更するためのアダプターが付いていたので、この部分を万力で咥えて固定し、バルブ本体をレンチで回して脱着を行いました。
新品のバルブに取付けられているOリングにはグリスが塗布されていますので、触れてグリスを落としてしまわないように気をつけます。
当方は、水栓本体に手でバルブをねじ込んだ後、レンチで軽く締め付けました。
バルブは力を入れて締め付ける必要はなく、ゆっくりレンチで回していって、回らなくなったところで締め付けをやめる感じです。
締め付けすぎるとOリングを痛めてしまい、かえって水漏れが起きますので、ここも要注意です。