無垢の真鍮なので使っていくうちにくすみ・汚れが付いてくるので、それを経年変化や味わいと思えない人にはすすめません。
日本の製品の加工の仕方からすると雑な作りでアルミのカップはバリはあるし最初から傷がついています。
カップは五徳にかぶせるようにして乗せて箱の中に入っています。
各パーツはビニールや梱包材で梱包されている訳ではありません。
返品して新しいものを取り寄せてもきっとそれにも傷は付いていることでしょう。
タンクに燃料を入れポンピング不要なところが特徴ですが、プレヒートが必要になります。
寒い時期でもプレヒートを2回ほど行えばわりと早く本燃焼します。
燃焼時の音がうるさいとのコメントをよく見かけますがPRIMUS P153と比べたら静かな方だと思います。
火力調節ができますが、あまり弱くすると風に弱いし、自然に消えてしまうことがありました。
また火力を弱くした時に炎の出方に偏りがあり、これはニップルやクリーニングニードルを交換しないと直らないと思います。
火力は一番強い状態(無風)で500mlの水を約6分くらいで沸騰させることができました。
かなり風の影響を受けるので風防を用いることが必須です。
インターネットの書き込みにもあるように収納するにはスノーピークのトレック900やPRIMUS ライテックトレックケトル&パンがジャストサイズです。
欠点や不満に思う部分もありますが、それらを含めて雰囲気を楽しむ道具と割り切って使っていると、味わい深く愛着の湧くストーブだと思います。