てっきり、マウスに「トラックボールが付属している」とばかり思っていました(WEBの記事をよく読まない正確なので)。ところが、これは従来のようにマウス本体を動かすことでポインタを動かすのではなく、マウス本体は動かさないで変わりに「親指でトラックボールを動かす」というマウスです。それが証拠にマウス本体には光学的位置検出機構は装備されておりません。あるのはトラックボールを取り外すための「ボタン」のみ。まだ、使い初めて数日なのでなれていませんが、従来のようにマウスを持つ手首を動かすという動作がなくなるので、慣れてしまえばこれはとても使い勝手の良い入力デバイスとなります。Windowsであれば、ブラウザ上のページの戻りと進みができるほか、ポインタの移動精度も400,800,1200,1600とボタンを押すたびに切替ができるので(いまどれだけの移動精度に設定されているのかという表示機構はない)パワーポイント等の作図作成時、マルチディスプレイ環境で端から端へのポインタの移動などの場合によって切替が可能です。
先に記載しましたように慣れるととても使い易いマウスです。難点は「有線」であること。Bluetooth版を購入したかったのですが在庫切れで入荷未定でしたので有線にしました。1.5m長ケーブルが取り付けてあるとはいえ私の環境ではぎりぎりなので、やはり無線が欲しいです。これは別途買い増し使用と思います。
「マウスは動かすもの」という固定観念でおりましたが、このマウスはそういう既存概念を破る優れた入力デバイスの一つだと思います。
最後に、コスパが良いです(Logicoolは高い)。また、よくあるレビューで「くそみそ」に書かれているレビューがありますが、私の場合はまったく不具合無くWindows7 64bit 環境で動作しております。まったく問題なく使えております。