色彩のなんと複雑で美しいことでしょう。
微妙な色相の変化がグラスのエッヂのところに見えます。
香りも主張し過ぎず、上品ですが、味わいの上品さは格別ですね。
ヴィーノノビレほどの高貴な感覚ではないですが、貴婦人でなくてもセレブリティくらいの上質さは感じますね。
このお値段でそもそもロッソ・ディ・モンテプルチアーノがあることがおかしいくらいのDOCです。
トスカーナのサンジョベーゼを主体に生産されますが、キアンティとは違い、生産量も少ないですし、そもそも畑の場所がまるっきり違いますから、キアンティとは別物です。
上品で上質で、複雑かつ繊細なワインです。
ワイナリーはヴィーノノビレを生産するカヴァリエリーノ。この生産者はオーガニックの自社畑で栽培し、自社醸造する正直なワイナリーです。独占輸入だとやはり安く手に入るのが嬉しいですね。
合わせには和食からいけますけど、上質な食材を選びたいですね。
昨夜は神戸牛のしゃぶしゃぶと合わせました。バッチリでした。