科学が凄い。使えば‘’ズングリ三角‘’の理由はすぐ理解出来ます。触れる部分は全て面。丸ペンでは回転を制する力が必要だったと気付きます。ラバーのグリップはフォールド感充分ですが、掌に接する部分はスベスベなので動きは自在です。
かといって製図用とかの機能追求とは違います。例えば、ペンが収まる位置は必ずクリップの‘’STAEDTLER‘’ロゴがいい位置に。‘’自己満文具好き‘’の気持ちを汲みます。
また「消しゴムのフタを取るダサさ解消作戦」は戦術的。ゴム剥き出しが必然となる仕掛け(廻すとゴムが凄く伸びる)は、同時に‘’三角ボディの延長なのに丸形状の不自然さ‘’を解消する憎らしさ。
そして何より「肝心な時の為にシャーペン消しゴムを普段使えない症候群」の人達にストレスフリーをもたらす優しさがあります。
人間味溢れる設計者です。
「商品説明そっちのけで楽しがる」がポリシーでしたが、ちょっと感動しましたので、‘’設計者を楽しがる‘’でいきました。
(オリジナル写真は「本当は色に注目して欲しいのだろうな」の図)