今まで、プラ板で型枠を作っていました。
思った以上に頑丈で、シリコンの重さで枠が膨らむということは皆無です。最後まで型枠を外す必要がないのも楽で、精度が出せます。
裏面に流す時にはブロックが上下逆になりますが、ブロックを剥がす必要はありません。最初の面に流したシリコンで完全に漏れはなくなりますし。高さが足りなくなったら、その場で追加すればいいだけですので。プラ板では出来ないメリットです。
底板用ブロックが出ていますが、必要ないでしょう。むしろ、底板だけはプラ板の方が良いです。頑丈な板を使うと、粘土と一緒にパーツが剥がれます。粘土は少しずつ慎重に剥がしたいので。まず板だけ外したい時には、堅い板は不向きです。
シリコンの漏れは皆無ではありませんが、ブロックの内側で止まっていますので、問題になるほどでもありません。
ただ、再使用時の掃除に、歯ブラシを1つ用意して置いた方が良いでしょう。
枠のサイズの最小単位が1.8cmになるのが、プラ版と比較しての唯一の欠点ですが。粘土埋めの最初の段階に、ブロックを2段分ほど組んでおけば、埋め作業の邪魔にならずに、枠に合わせた配置が出来ますので。特に気にする必要はないでしょう。
あと。ダブルサイズ3つか4つに、シングルサイズ1つが、丁度良い分量でした。片方だけでは使いづらいので、注意。